胸椎(読み)きょうつい

精選版 日本国語大辞典 「胸椎」の意味・読み・例文・類語

きょう‐つい【胸椎】

〘名〙 胸部にある脊椎部分。人では一二の脊椎からなり、各胸椎から左右肋骨がのびて胸腔をつくる。

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デジタル大辞泉 「胸椎」の意味・読み・例文・類語

きょう‐つい【胸椎】

脊柱うち頸椎けいつい腰椎との間の12個の椎骨。おのおのに肋骨ろっこつが左右一対ずつ付着し、胸郭後壁をなす。

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世界大百科事典(旧版)内の胸椎の言及

【胸郭】より

…脊椎動物のうち爬虫類,鳥類,哺乳類において,胸部の背骨つまり胸椎,左右の肋骨,および胸部腹面中央部にある胸骨から成る籠状の骨格。その内部には心臓,肺,胃などがある。…

【脊椎】より

…椎骨の形態は脊柱上の部位によって多少とも異なる。最もよく分化した哺乳類では,前方から頸椎,肋骨のついた胸椎,腰椎,骨盤の要素になる仙椎,および尾椎の五つに分かれる。しかし魚類,初期の両生類,および多くの爬虫類では,頸部から尾の根もとに至るすべての椎骨に肋骨が付着している。…

※「胸椎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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