肘崎村(読み)かいなざきむら

日本歴史地名大系 「肘崎村」の解説

肘崎村
かいなざきむら

[現在地名]富山市水橋肘崎みずはしかいなざき

常願寺川右岸の平地に位置し、北は市田中いちだなか村。古代条里の名残と思われる市の坪いちのつぼ中の坪なかのつぼ杉の坪すぎのつぼの地名がある。正保郷帳では肘島村と記され、高六九九石余、田方四五町一反余・畑方一町五反余、新田高三七石余。明暦二年(一六五六)の村御印留では草高六〇四石・免四ツ五歩。天保一一年(一八四〇)まで草高・免に変化はない(「高免帳」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android