職貢(読み)しょっこう

精選版 日本国語大辞典 「職貢」の意味・読み・例文・類語

しょっ‐こう ショク‥【職貢】

〘名〙 職務とみつぎもの。また、みつぎもの。
懐風藻(751)秋日於長王宅宴新羅客〈藤原総前〉「職貢梯航使、従此及三韓」 〔春秋左伝‐僖公五年〕

しょく‐こう【職貢】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「職貢」の読み・字形・画数・意味

【職貢】しよくこう

みつぎ。貢職。〔左伝、襄二十八年〕小(国)の大(国)に(ゆ)くに五惡り。其の(大国の)罪(ざいれい)をき(飾り)、其の不足ひ、其の事を行はしめ、其の貢を共せしめ、其の時命に從はしむ。

字通「職」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の職貢の言及

【職貢図】より

…中国の風俗画。職貢は中央政府におさめられるみつぎものの意。もと諸国の習俗,服飾,形勢を記録する政治的目的であったものが,異国の風俗画へと変わった。…

※「職貢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」