聞飽(読み)ききあきる

精選版 日本国語大辞典 「聞飽」の意味・読み・例文・類語

きき‐あ・きる【聞飽】

〘他カ上一〙 たびたび聞いていやになる。あきるほど聞く。聞き飽く。
※にごりえ(1895)〈樋口一葉〉七「つくづく聞(キ)き飽(ア)きてもう厭やに成った」

きき‐あ・く【聞飽】

〘他カ四〙 =ききあきる(聞飽)
※木工権頭為忠百首(1136頃)郭公「余りなり鳴かぬよよにせよ郭公聞あきぬてふ人もあるがに〈源仲正〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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