考ふ(読み)コウガウ

デジタル大辞泉 「考ふ」の意味・読み・例文・類語

こうが・う〔かうがふ〕【考ふ/勘ふ】

[動ハ下二]《「かんがふ」の音変化》
思案する。前例習慣などに照らし合わせて考える。
「近うまたよき日なし、と―・へ申しけるうちに」〈行幸
責めとがめる。また、勘当する。
「少し心のどかに心を伸べてこそ、よろづの罪―・へ申すべかりけれ」〈夜の寝覚・四〉

かんが・う〔かんがふ〕【考ふ】

[動ハ下二]かんがえる」の文語形

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