翻訳・飜訳(読み)ほんやく

精選版 日本国語大辞典 「翻訳・飜訳」の意味・読み・例文・類語

ほん‐やく【翻訳・飜訳】

〘名〙
① ある国の言語文章を同じ意味の他国の言語・文章におきかえること。また、その文章。
※観智院本三宝絵(984)下「此大般若経はもろこしの大宗の時麟徳年中に玄奘三蔵はじめて翻訳して」 〔翻訳名義集‐序〕
原語を、その語の意味に相当する日本語の単語でおきかえること。また、その文章。
解体新書(1774)凡例「訳有三等。一曰翻訳。二曰義訳。三曰直訳」
③ わかりにくいことば、特殊なことば、また符号などを一般的なやさしいことばに言いかえること。また、そのことば。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android