義故(読み)ぎこ

精選版 日本国語大辞典 「義故」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐こ【義故】

〘名〙 以前に恩義をかけた縁故のある者。
※徂徠集(1735‐40)九・同斎越先生八十寿序「自親戚知友乎門生義故、麕然聚」 〔宋書‐謝霊運伝〕

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普及版 字通 「義故」の読み・字形・画数・意味

【義故】ぎこ

恩義のある縁故の人。〔世説新語徳行王戎渾、令名り。官は涼州刺に至る。渾ず。の九郡の義故、其の惠を懷ひ、相ひゐて賻(ふ)を致すこと數百、戎悉(ことごと)く受けず。

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