羅裙(読み)らくん

精選版 日本国語大辞典 「羅裙」の意味・読み・例文・類語

ら‐くん【羅裙】

〘名〙 うすもので作った衣服のすそ。
本朝麗藻(1010か)上・暮春侍宴左丞相東三条第同賦度水落花舞応製〈源孝道〉「紅袖濃葩遮浪処、羅裙彩艷過流程」 〔陳後主‐烏棲曲〕

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普及版 字通 「羅裙」の読み・字形・画数・意味

【羅裙】らくん

うすぎぬのもすそ。梁・江淹〔別れの賦〕桃李を攀(よ)ぢて、別るるにびず。愛子りて、羅裙を霑(うるほ)す。

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