織部本(読み)オリベボン

デジタル大辞泉 「織部本」の意味・読み・例文・類語

おりべ‐ぼん【織部本】

天保年間(1830~1844)、観世織部かんぜおりべが刊行した謡本現行観世流謡本の底本

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精選版 日本国語大辞典 「織部本」の意味・読み・例文・類語

おりべ‐ぼん【織部本】

天保年間(一八三〇‐四四)、観世大夫、観世織部が印行した謡本。現行の観世流謡本の底本となるもので、内百十番、番外六十二番、別能二十八番からなる。

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