精選版 日本国語大辞典 「締・〆」の意味・読み・例文・類語
しめ【締・〆】
〘名〙 (動詞「しめる(締)」の連用形の名詞化)
[1] 〘名〙
① 締めること。堅く固定したり結んだりすること。
② 数えあげること。また、合わせた額、数量。合計。総計。
※梅津政景日記‐元和四年(1618)七月一八日「御検地衆、帳之しめかきおとし候を」
③ 手紙を封じた所に書く「〆」のしるし。
※松尾半左衛門宛芭蕉書簡‐元祿七年(1694)正月「相達し可レ申と奉レ存候。同桃青〆」
④ 物事のまとまったことを祝って、関係者が一緒に手を打ち合わせること。
[2] 〘接尾〙
① たばねたものを数えるのに用いる。束。木綿一しめは、一〇〇〇段をさす。
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