綾川町(読み)あやがわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「綾川町」の意味・わかりやすい解説

綾川〔町〕
あやがわ

香川県中部,讃岐山脈北側斜面から高松平野西部に広がる町。町名の由来である綾川の上・中流域を占め,洪積台地が広がる。 2006年綾上町,綾南町が合体。北部ではため池を利用した農業が行なわれ,米,野菜,果樹などを栽培するほか,畜産も盛ん。中心集落の滝宮は琴平街道と綾川との交差地点にあたり,崇徳上皇 (崇徳天皇 ) の古歌で知られる滝宮公園や,菅原道真をまつる滝宮神社などがある。雨ごいの祈祷である滝宮の念仏踊は国の重要無形民俗文化財に指定されている。 500m前後の峰が続く南部にはアカマツなどの天然林が残る柏原渓谷や,高山航空公園がある。高松琴平電気鉄道琴平線国道 32号線,377号線が通じる。面積 109.75km2。人口 2万2693(2020)。

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日本歴史地名大系 「綾川町」の解説

綾川町
あやがわちよう

2006年3月21日:綾歌郡綾上町綾南町合併
【綾上町】香川県:綾歌郡
【綾南町】香川県:綾歌郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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