素面・素目(読み)すめ

精選版 日本国語大辞典 「素面・素目」の意味・読み・例文・類語

す‐め【素面・素目】

〘名〙
① 酒を飲んでいないこと。酒に酔っていないこと。しらふ。すめん。
浄瑠璃・当麻中将姫(1714頃)一「いつ酒をもってよはせたぞ、本よりすめなればきがちがはず、いで心やすく持て見せん」
② ふつうの状態。あたりまえ。ぶじ。尋常
※浄瑠璃・丹生山田青海剣(1738)一「此儘(このまま)帰らば赦(ゆる)して沙汰なし、悪しく寄らばすめでは帰さじ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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