純粋思惟(読み)じゅんすいしい

精選版 日本国語大辞典 「純粋思惟」の意味・読み・例文・類語

じゅんすい‐しい ‥シヰ【純粋思惟】

〘名〙 (reines Denken の訳語) カント哲学で、対象形式的な面だけに関係する思考の先天的規定作用のこと。経験根底に横たわり、その形式に従って可能な経験の対象を認識させる。

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