紅葉衣(読み)もみじごろも

精選版 日本国語大辞典 「紅葉衣」の意味・読み・例文・類語

もみじ‐ごろも もみぢ‥【紅葉衣】

〘名〙 紅葉襲(もみじがさね)の衣。陰暦九月から一一月まで用いる。また、紅葉の散りかかる衣や紅葉を敷きつめたさまのたとえにもいう。もみじころも。《季・秋》
謡曲紅葉狩(1516頃)「巖の上の苔筵、片敷く袖も紅葉衣の、紅深き顔ばせの」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android