紀牟良自(読み)きの むらじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀牟良自」の解説

紀牟良自 きの-むらじ

?-? 奈良時代武人
神亀(じんき)元年(724)陸奥(むつ)で蝦夷(えみし)の反乱がおきたとき,持節大将軍藤原宇合(うまかい)のもとで功をあげ,勲六等と田2町をさずかる。天平(てんぴょう)9年(737)陸奥-出羽(でわ)間の直通路開通のため特派された持節大使藤原麻呂(まろ)の判官(じょう)となり,鎮守将軍大野東人(あずまひと)にしたがって行軍した。名は武良士ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android