精進落(読み)しょうじんおとし

精選版 日本国語大辞典 「精進落」の意味・読み・例文・類語

しょうじん‐おとし シャウジン‥【精進落】

〘名〙
肉食をしたり、女郎買いなどをして、精進状態から平常の状態にもどること。精進上げ。
葬式法要などの後にもうけられる酒宴
餓鬼晩餐(1974)〈富岡多恵子〉「葬式と火葬が終ったあとで〈略〉親類縁者に精進落しのふるまいを存分にしたということだった」

しょうじん‐おち シャウジン‥【精進落】

〘名〙 =しょうじんあけ(精進明)《季・冬》
実隆公記‐文明六年(1474)八月二二日「今日各御精進落也」

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