粟若子(読み)あわの わくご

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「粟若子」の解説

粟若子 あわの-わくご

?-? 奈良時代女官
阿波(あわ)(徳島県)板野郡から朝廷に出仕した采女(うねめ)。養老7年(723)藤原房前(ふささき)との間に楓麻呂(かえでまろ)を生む。律令国造(りつりょうこくぞう)になったが,天平勝宝(てんぴょうしょうほう)4年(752)出家して尼となる。粟凡(あわのおおしの)若子,板野命婦(みょうぶ)ともいう。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android