粗切り(読み)アラギリ

デジタル大辞泉 「粗切り」の意味・読み・例文・類語

あら‐ぎり【粗切り/荒切り】

粗く大ざっぱに切ること。また、切ったもの。
戦陣で、先頭兵士が敵を切りたてながら進むこと。
「いでいで武蔵―せん、跡をばこなせ若武者ども」〈幸若高館
粗く刻んだタバコ。特に、安永(1772~1781)ごろにはやった国分こくぶタバコ五分切りにした上等品。

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