米河内村(読み)よなごうちむら

日本歴史地名大系 「米河内村」の解説

米河内村
よなごうちむら

[現在地名]岡崎市米河内町

青木あおき川に沿いたき村より東北へ川に沿った道に並ぶ村落。岡崎より東大沼ひがしおおぬま(現東加茂郡下山村)を経て新城しんしろ(現新城市)へ通じる道の要地である。北は駒立こまだち村、東は安戸やすど村、南は大井野おおいの村に接し、西はたき村を経て岡崎城下に通じる。

近世、岡崎藩領で正保三年(一六四六)より一部滝御宮領となって明治に至る。慶安二年(一六四九)参州額田郡岡崎領米河内村田方検帳(岡崎市史)には分米二二七石余、うち二七石余が「滝御供」とあり、同年滝御宮領の検地帳(同書)には畑を含めて三四石余が東照宮神領となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android