籠鞠(読み)かごまり

精選版 日本国語大辞典 「籠鞠」の意味・読み・例文・類語

かご‐まり【籠鞠】

〘名〙
太神楽(だいかぐら)などで行なう曲芸の一つ。左右の突き抜けている籠に柄をつけたものを高くさし上げ、鞠を投げてさまざまに籠を通す。
※雑俳・柳多留‐二八(1799)「籠まりの屏風へうつるいい桟敷」
② 運動会などで行なう競技の一つ。紅白の二組に分かれ、中央に立てた棒の上につけた籠の中に、紅組は紅、白組は白の鞠を投げ入れ、多く入れた方を勝ちとするもの。玉入れ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android