簀薦・食薦(読み)すごも

精選版 日本国語大辞典 「簀薦・食薦」の意味・読み・例文・類語

す‐ごも【簀薦・食薦】

〘名〙 竹を簾(す)のように編んだ敷物大饗(だいきょう)の際のものは簀編みにした裏に生の平絹などをつけ白い縁がある。食事の時、食机の下などに敷いた。
播磨風土記(715頃)餝磨「手以て草を苅りて、食薦と為しき
万葉(8C後)一六・三八二五「食薦(すごも)敷き青菜煮持ち来(こ)(うつはり)にむかばき懸けて休む此の君」

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