篤敬(読み)トッケイ

デジタル大辞泉 「篤敬」の意味・読み・例文・類語

とっ‐けい〔トク‐〕【篤敬】

[名・形動]人情に厚く、つつしみ深いこと。また、そのさま。
「蓋し品行の善なるものは、―正直にして」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「篤敬」の意味・読み・例文・類語

とっ‐けい トク‥【篤敬】

〘名〙 (形動) 篤実恭敬なこと。人情にあつく慎しみ深いこと。また、そのさま。〔文明本節用集(室町中)〕
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一三「蓋し品行の善なるものは、篤敬正直にして、事を処する」 〔論語‐衛霊公〕

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普及版 字通 「篤敬」の読み・字形・画数・意味

【篤敬】とくけい

誠実でつつしみ深い。〔論語、衛霊公〕言忠信、行篤ならば、蠻貊(ばんばく)のと雖も行はれん。

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