節回(読み)ふしまわし

精選版 日本国語大辞典 「節回」の意味・読み・例文・類語

ふし‐まわし ‥まはし【節回】

〘名〙 謡い物や語り物、または歌曲などの一連の音の高低調子変化旋律
※門三味線(1895)〈斎藤緑雨〉二「どうも家(うち)のは声がわるいでといへば、何の声よりは節廻(フシマハ)しが此方(こなた)のは格別で御座ります」

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