節を付ける(読み)ふしをつける

精選版 日本国語大辞典 「節を付ける」の意味・読み・例文・類語

ふし【節】 を 付(つ)ける

曲節をつける。メロディーをつける。
花鏡(1424)音習道之事「又、歌ふ人の、節を付て、文字分つべき事、一也。文字によりて、かかりに成て、五音正しく」
② なんくせをつける。言いがかりをつける。からむ。
洒落本・二筋道後篇廓の癖(1799)一「心にもねへ事をふしをつけて腹を立せたまぎれに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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