算者(読み)サンジャ

デジタル大辞泉 「算者」の意味・読み・例文・類語

さん‐じゃ【算者】

《「さんしゃ」とも》算術にすぐれた人。
年波のせはしき世の事、―もこれをつもれり」〈浮・永代蔵・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「算者」の意味・読み・例文・類語

さん‐しゃ【算者】

〘名〙 (「さんじゃ」とも) 計算のたっしゃな人。算術の達人算師
※虎寛本狂言・賽の目(室町末‐近世初)「扨も扨も、こなたは殊の外の算者で御座る」

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