箕土路遺跡(読み)みどろいせき

日本歴史地名大系 「箕土路遺跡」の解説

箕土路遺跡
みどろいせき

[現在地名]岸和田市箕土路町一丁目

標高一二―一七メートルの沖積平野上に位置する、弥生時代を中心とする縄文―歴史時代にわたる複合遺跡。遺跡の範囲は東西五〇〇メートル・南北三〇〇メートル前後とされている。第二阪和国道建設と区画整理の実施に伴い調査が行われ、遺跡地全体は第二次世界大戦前窯業用粘土採土により地下げが行われ、遺構および包含層は大半が攪乱を被っていることが明らかにされた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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