筏溝村(読み)いかだみぞむら

日本歴史地名大系 「筏溝村」の解説

筏溝村
いかだみぞむら

[現在地名]大木町筏溝

花宗はなむね川の左岸にある。北対岸は上牟田口かみむたぐち村、東は奥牟田おくむた村。天正一五年(一五八七)八月一一日の立花統虎坪付写(小野家文書)に「いかた溝」二二町がみえる。文禄四年(一五九五)の知行方目録では「いかたみそ村」として高四六三石余。慶長二年(一五九七)二月一二日の柳川領村高附帳(立花家文書)では反別三三町七反余・分米四〇一石余。本高は五二一石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」によると古高九三〇石・役高六四九石。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高六五〇石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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