筋違橋(読み)すじかえばし

日本歴史地名大系 「筋違橋」の解説

筋違橋
すじかえばし

[現在地名]鎌倉市雪ノ下三丁目

鎌倉十橋の一つ。小町大路こまちおおじよこ大路六浦むつら道が西御門にしみかどから流れ出る小さな流れを渡るところに架けられた橋。「吾妻鏡」宝治元年(一二四七)六月一二日条に「筑後左衛門次郎知定、去五日、於筋替橋、、討捕若狭前司泰村郎従岩崎兵衛尉之間、勒事状、望申其賞」とみえ、文永二年(一二六五)三月五日条に、鎌倉中で町屋を免許された七ヵ所の一つに「須地賀江橋」とみえるのも同じであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報