等身大(読み)トウシンダイ

デジタル大辞泉 「等身大」の意味・読み・例文・類語

とうしん‐だい【等身大】

人の身長と同じ大きさであること。「等身大ろう人形」
誇張虚飾もない、ありのままの姿。「等身大の人間ドラマ」「等身大ヒーロー像」
持っている力に見合うこと。「等身大国際交流」「等身大の取り組み」
[類語]原寸実物大

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「等身大」の意味・読み・例文・類語

とうしん‐だい【等身大】

〘名〙
① 人の身の丈(たけ)と同じ大きさ。等身。
百物語(1911)〈森鴎外〉「等身大(トウシンダイ)幽霊の首に白い着物を着せたのが」
② 飾りなどのない、あるがままの姿。また、現実味があり、身近に感じられること。「等身大の森鴎外」「等身大のヒーロー」

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