筆始(読み)ふではじめ

精選版 日本国語大辞典 「筆始」の意味・読み・例文・類語

ふで‐はじめ【筆始】

〘名〙
① はじめて書くこと。書きはじめること。
浄瑠璃持統天皇歌軍法(1713)四「本朝の烈女伝、撰まば、是れや第一の筆はじめとは成ぬべし」
新年にはじめて書くこと。正月書初め。《季・新年》
狂歌・後撰夷曲集(1672)一「硯箱のすみよかりける世の中はとてもかくてに筆始せよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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