第3次オンライン(読み)だいさんじオンライン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「第3次オンライン」の意味・わかりやすい解説

第3次オンライン
だいさんじオンライン

銀行業務のオンライン化の新しい段階を指す。 1965年以降の第1次オンラインでは,事務の大量処理を目的として,預金,為替の科目ごとのオンライン化が進められ,同一銀行ならどこの支店でも預金の受け払いができるようになった。 75年以降の第2次オンラインでは全科目,全店ベースの総合オンラインが構築された。現在進められている第3次オンラインでは,企業や家庭と銀行を結ぶエレクトロニック・バンキングへの対応が図られるなど,金融自由化時代の顧客ニーズに対応したサービスの多様化や,顧客情報や業績管理体制の拡充を目的としている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android