拡充(読み)カクジュウ

デジタル大辞泉 「拡充」の意味・読み・例文・類語

かく‐じゅう〔クワク‐〕【拡充】

[名](スル)組織施設を広げて、充実させること。「工場を拡充する」
[類語]拡大伸張伸展拡張膨張展開増幅成長伸びる発展広がる増加増大増殖増量繁殖増強倍増倍加累増累加逓増漸増急増激増増進増益増額増収増給増設増税増便増発増車増員増兵亢進底上げアップエスカレート

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「拡充」の意味・読み・例文・類語

かく‐じゅう クヮク‥【拡充】

〘名〙 十分におしひろめること。拡張充実すること。現代では多く、組織や設備などを広げて充実させること。
語孟字義(1705)上「雖拡充之功、其何由而得乎」
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉四「朕が意を拡充し十余年の旧典を改め」 〔朱熹‐由義斎銘〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「拡充」の読み・字形・画数・意味

【拡充】かく(くわく)じゆう

おしひろげてみたす。〔孟子、公孫丑上〕そ我に四端は、皆擴して之れを充たすことを知る。火の始めて然(も)え、泉の始めてするが(ごと)し。

字通「拡」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android