笠原町(読み)かさはらちよう

日本歴史地名大系 「笠原町」の解説

笠原町
かさはらちよう

面積:一三・四六平方キロ

県南東部に位置し、北部は標高二五〇メートル前後の低い山を境に多治見市滝呂たきろ町、北東部は土岐丘陵の続き土岐市に接する。南部は通称笠原富士(四七一・八メートル)を中心にその支脈が取巻き、愛知県瀬戸市へ続く。最南部の高嶺たかみね(五一一メートル)と南東部の方月ほうづき(四六六メートル)に挟まれた谷間には、三国みくに(七〇一メートル)の北部に源を発する笠原川が北西へ流れる。西部は笠原富士の支脈と北部の低い山の谷間の中央を西へ市之倉いちのくら川が流れ、いずれも土岐川に注ぐ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報