竜光村(読み)りゆうこうむら

日本歴史地名大系 「竜光村」の解説

竜光村
りゆうこうむら

[現在地名]堀之内町竜光

魚野うおの川右岸、根小屋ねごや村の下流にあたる。南の対岸徳田とくだ村・しも新田、西は新道島しんどうじま村。集落は支流いも川下流にある。上流山間部には小芋川こいもがわの集落がある。地名はもと竜光庵があったことによるという。徳田村・下新田は当村から独立したと伝える。魚野川の河流変更により現在の位置関係となった。根小屋村から当地を経てひう(現小千谷市)へ通じる道があり、口留番所が設置されていた。文政八年(一八二五)の口留番所之古記(下村恭一氏蔵)によると、寛永一七年(一六四〇)の設置。貞享三年(一六八六)の取締条目(同氏蔵)によると、山里蝋実・点蝋・蝋燭の輸出を禁じている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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