立野脇村(読み)たてのわきむら

日本歴史地名大系 「立野脇村」の解説

立野脇村
たてのわきむら

[現在地名]福光町立野脇

綱掛つなかけ村の南西小矢部おやべ川渓谷東岸の山麓段丘上にある。元和五年(一六一九)の家高新帳には「たてノわき」とみえ、左次兵衛組に属し、役家数三。寛永一一年(一六三四)の礪波郡拾弐組村名附帳(礪波町村資料)には「格脇」とみえ、明暦二年(一六五六)の村御印留では立野脇村とある。正保郷帳では高二九石余、田方二反・畑方一町七反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高四七石、免四ツ二歩、小物成は山役二九匁・蝋役二匁・牛役八匁(三箇国高物成帳)。寛政四年(一七九二)には大西先組に属し、家数二二・人数一一一、牛三(「大西先組覚帳」福光町立図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android