立花家 花橘(初代)(読み)タチバナヤ カキツ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「立花家 花橘(初代)」の解説

立花家 花橘(初代)
タチバナヤ カキツ


職業
寄席音曲師・落語家*

本名
加藤 よね

生年月日
明治14年 2月

経歴
明治期に活躍。明治18年、数え年5歳で柳家枝女子を名乗り、寄席の高座へ出て音曲手踊りで人気をとる。一時は下谷芸者に出たが、29年立花家橘之助の門で花橘と名のって高座に復帰。26歳で惜しまれながら夭折息子が一人あり、昭和初期に6代春風亭柳枝門下で噺家となり、柳橘と名乗った。

没年月日
明治39年 9月7(16とも)日 (1906年)

家族
父=初代春風亭柳条

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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