立山[町](読み)たてやま

百科事典マイペディア 「立山[町]」の意味・わかりやすい解説

立山[町]【たてやま】

富山県中新川(なかにいかわ)郡,富山平野東部から長野県境の針ノ木峠付近までを占める町。黒部峡谷立山連峰,常願寺川の右岸一帯を含む。中心集落五百石(ごひゃっこく)は古くからの市場町谷口にある岩峅寺(いわくらじ),芦峅寺(あしくらじ)は立山信仰の中心で,立山登山基地,山案内人の集落として有名。富山地方鉄道立山線,北陸自動車道が通じる。307.29km2。2万7466人(2010)。

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