突伏(読み)つっぷす

精選版 日本国語大辞典 「突伏」の意味・読み・例文・類語

つっ‐ぷ・す【突伏】

〘自サ五(四)〙 勢いよくうつぶせになる。また、伏すを強めていう。
※雑俳・柳多留‐一二(1777)「つっふすと新造音も沙汰もなし」
福翁自伝(1899)〈福沢諭吉緒方塾風「机の上に突臥(ツップ)して眠る」

つき‐ふ・せる【突伏】

〘他サ下一〙 突いて倒れさせる。突き倒す。
※末森記(1598)「散々につき合ける処に、村井上鎚になりて与左衛門をつきふせける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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