穿ぐ(読み)ウグ

デジタル大辞泉 「穿ぐ」の意味・読み・例文・類語

う・ぐ【×穿ぐ】

[動ガ下二]《「うがつ」の自動詞形。上代は「うく」》
穴があく。くぼむ。また、出っぱったものが欠け落ちる。
「磯打つ波に当たりて大きに―・げたる岩穴あり」〈太平記一八
かさガ―・ゲタ」〈日葡
(「目うぐ」の形で)無量の思いで遠望しつづけ、目がおちくぼむ。
「望めば、眼―・げぬべし」〈海道記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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