デジタル大辞泉
「空空漠漠」の意味・読み・例文・類語
くうくう‐ばくばく【空空漠漠】
[ト・タル][文][形動タリ]《「空漠」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》限りなく広いさま。また、とりとめのないさま。
「大抵は、―とした思考に耽っていたのだが」〈里見弴・今年竹〉
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くうくう‐ばくばく【空空漠漠】
〘形動タリ〙 (「空漠」の「くう」と「ばく」をそれぞれ重ねた語) 広々として限りがないさま。また、ぼんやりとして、とらえどころがないさま。空漠。
※今年竹(1919‐27)〈里見弴〉濠沿の家「大抵は、空々漠々とした思考に耽ってゐたのだが」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
空空漠漠
広々として限りがない様子。また、ぼんやりとして、とらえどころがない様子。
[活用] ―たる・―として。
[使用例] 大抵は、空々漠々とした思考に耽っていたのだが、しかしどうかすると読書もし[里見弴*今年竹|1919~27]
[解説] 「空漠」の「空」と「漠」をそれぞれ重ねた語。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報