稲頭・科頭(読み)いなむら

精選版 日本国語大辞典 「稲頭・科頭」の意味・読み・例文・類語

いな‐むら【稲頭・科頭】

〘名〙 稲の茎で編み、冬季、雪、霜除けのために庭の樹木などにかぶせるもの。
俳諧・続虚栗(1687)冬「雪深し科頭(イナムラ)匂ふそのの梅〈鉤雪〉」

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