種柿(読み)たねがき

精選版 日本国語大辞典 「種柿」の意味・読み・例文・類語

たね‐がき【種柿】

〘名〙
① 実の中に種の多い柿。
② 賭(かけ)一種。柿の種の数または偶数(ちょう)奇数はん)をまえもって言って置き、果実を切って勝ち負けをきめること。
※咄本・近目貫(1773)いろは「そんなむづかしい事ははやりやせん。種柿(タネカキ)がはやりやす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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