程遠(読み)ほどとおい

精選版 日本国語大辞典 「程遠」の意味・読み・例文・類語

ほど‐とお・い ‥とほい【程遠】

〘形口〙 ほどとほ・し 〘形ク〙
① みちのりや時間の隔たりが大きい。
※清慎公集(970頃)「程遠く聞きのみ渡る浮島のうきたる程に頼むなる哉」
太平記(14C後)一二「程遠からぬ参内の時も」
状態が極端にかけ離れて異なっているさま。
抱擁(1973)〈瀬戸内晴美〉四「愉しい別れなどには、どれもみなほど遠かった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android