デジタル大辞泉
「秋草の」の意味・読み・例文・類語
あきくさ‐の【秋草の】
[枕]上代の呪術信仰の一つとして草を結んで幸福を祈るところから、「結ぶ」にかかる。
「―結びしひもを解くは悲しも」〈万・一六一二〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
あきくさ‐の【秋草の】
枕 草の葉を結び合わせてしあわせを祈る
習慣があったところから「結ぶ」にかかる。
※
万葉(8C後)八・一六一二「
神さぶと否
(いな)にはあらず秋草乃結びし紐を解くは悲しも」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報