秋去衣(読み)あきさりごろも

精選版 日本国語大辞典 「秋去衣」の意味・読み・例文・類語

あきさり‐ごろも【秋去衣】

〘名〙 秋になって着る着物連歌俳諧では、牽牛(けんぎゅう)、織女二星が七夕の夜着る衣の意として用いる。あきごろも。《季・秋》
万葉(8C後)一〇・二〇三四「たなばたの五百機(いほはた)立てて織る布の秋去衣(あきさりごろも)誰か取り見む」

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