デジタル大辞泉
「神韻縹渺」の意味・読み・例文・類語
しんいん‐ひょうびょう〔シンヰンヘウベウ〕【神韻×縹×渺】
[ト・タル][文][形動タリ]芸術作品などに、きわめてすぐれた趣が感じられるさま。「神韻縹渺たる名文」
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しんいん‐ひょうびょう シンヰンヘウベウ【神韻縹渺】
〘形動タリ〙 (「
縹渺」は限りなく広々としたさまの意) 芸術作品などのきわめてすぐれているさま。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
神韻縹渺
芸術作品などから不可思議な気韻が、おぼろげながらあたり一面に広がる様子。芸術作品がすぐれた趣を持つことの形容。
[活用] ―たる・―として。
[使用例] 「伊勢物語」の斎宮との逢う瀬に似て、神韻縹渺とした書きざまであり[山本健吉*古典と現代文学|1955]
[解説] 「神韻」は人間わざとは思えないすぐれた趣。「縹渺」はかすかではっきりしない様子や、広くはてしない様子。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報