神経性(読み)しんけいせい

精選版 日本国語大辞典 「神経性」の意味・読み・例文・類語

しんけい‐せい【神経性】

〘名〙
蒲団(1907)〈田山花袋〉八「芳子は青い神経性(シンケイセイ)の顔を擡(もた)げた」
② 心理的原因があること。
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉八「神経性胃弱なる主人の頭を潰す位は容易に出来る」

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