神御衣・神衣・神服(読み)かんみそ

精選版 日本国語大辞典 「神御衣・神衣・神服」の意味・読み・例文・類語

かん‐みそ【神御衣・神衣・神服】

〘名〙 (「かむみそ」とも表記)
① 神のお召しになる衣服。神のお召しになるものとして、神に捧げる衣服。かんころも。
書紀(720)神代上(兼方本訓)「又、天照大神の、方に神衣(カムミソ)を織りつつ、斎服殿(いむはたとの)に居(ましま)すを見て」
太平記(14C後)二四「駒牽(こまひき)神衣(カンミソ)三枝(さいぐさ)の祭あり」

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