神庫・宝倉(読み)ほくら

精選版 日本国語大辞典 「神庫・宝倉」の意味・読み・例文・類語

ほ‐くら【神庫・宝倉】

〘名〙 (「ほ」は「秀」、「くら」は物を置くための場所の意。高い建築構造を持つものをいう)
神宝を納めて置く庫(くら)
書紀(720)垂仁八七年二月「吾 手弱女人(たをやめ)なり。何ぞ天の神庫に登らむや。〈神庫、此を保玖羅(ホクラ)と云ふ〉」
② 小さな神社ほこら。〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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