祝部成茂(読み)はふりべの なりしげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「祝部成茂」の解説

祝部成茂 はふりべの-なりしげ

1180-1254 鎌倉時代神職,歌人
治承(じしょう)4年生まれ。祝部成仲の孫。後鳥羽院下野(ごとばいんの-しもつけ)の兄。近江(おうみ)(滋賀県)日吉社の禰宜惣官(ねぎそうかん)。元久元年の春日社歌合や建長3年の影供歌合などに参加。歌は「新古今和歌集」などの勅撰集に44首あるほか,家集「成茂宿禰(すくね)集」がある。建長6年8月死去。75歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android